晴れ晴れ菊まつり

今年の猛暑が影響して「もしかしたら、咲きそろわないかもしれない」と開花の遅れが心配された今年の高幡不動尊菊まつり。

晴れ晴れ菊まつり

晴れ晴れ菊まつり
晴れ晴れ菊まつり
晴れ晴れ菊まつり
40年周年を記念した「七本立て」の鉢も飾られています

開始日の10月28日から、10月中はあいにくの天気になり、薄ら寒い日が続いたことが幸いしたのか、11月最初の休日となった文化の日には例年と変わらない咲きっぷりを見せてくれるようになっていました。
そして、この日はこれ以上はないという晴天。
高幡不動尊の境内には、七五三のお参りで着飾った子どもたちが、境内にいっそう華を咲かせくれていました。
親子3人仲睦まじく、もあれば、子ども一人に大人6人、加えて兄弟も揃って総勢8名様といった団体ご一行まで、様相は違えど、みなさん晴れ晴れ。
境内の一角では「装道礼法きもの学院」のみなさんによる、着付け直しコーナーも設けられ、お参り前に着崩してしまった着物を、優しく整えてくれています。
その姿に、相好をくずすおじいちゃん。
菊にまぎれて、そんな光景を失礼ながら見させていただくと、こちらもほのぼのとするものです。
高幡不動尊菊まつりは今年で40回目。
節目を迎えました。
一口に40年目、けれど千年以上この地にある不動明王からすれば、たったの40年。
されど人にとってみれば、人生半分の40年。
高幡不動駅を降り立つとそのころは、駅前には田んぼが広がり、ビルと呼べるものは一切街にはありませんでした。
お不動さまには五重塔もありませんでした。
はるか昔のような高幡不動から続いている菊まつりです。