「The Road Race Tokyo Tama2025」、日野市内も縦断疾走

2021年に開催された「東京2020オリンピック」で行われた自転車ロードレースで使用されたコースを変更して、一昨年、2023年には八王子からスタート武蔵野森公園をゴールとして「The Road Race Tokyo Tama2023」が開催されました。

1年を空けて今年7月13日(日曜日)、「The Road Race Tokyo Tama2025」は「UCI公認の国際レース」として開催されました。

武蔵野森公園をスタート、調布、三鷹、小金井、府中、稲城、多摩、町田、八王子市を抜け、オリンピックでは山中湖を目指した東京2020オリンピック。

今回もモニュメントレースとして、距離は133kmと距離は長くは無かったものの、エリート男子は多摩ニュータウンから、北進、多摩丘陵を越えて日野市内をS字に縦断する形で、多摩川を渡り、ゴールとなる青梅を目指しました。

日野市域は約10km、12分ほどで駆け抜けて行きました。

先頭はSOLUTION TECH VINI FANTINの
アレクサンドル・バルマー(スイス)

「あの時は雨でさ、中学生だったんだよ、見に行ったんだ」、とはお隣で観戦していた方。

「あの時」とは、昭和39年(1964)10月14日に行われた東京オリンピック自転車個人ロードレースのこと。

八王子の多摩御陵にあった自転車競技場をスタートし、甲州街道を東へ、国立競技場をゴールにしたレースは日野の甲州街道もコースとなっていました。

1964東京オリンピック日野駅西口
 まちかど写真館 Databaseより T.S氏撮影

「9日の予行走行は晴れ、本番は雨。でも街中だったからもっと観客がいたな、この辺りは(写真の場所)は田んぼだったな」。

それから61年ぶりに日野市内を走り抜けた今回の「The Road Race Tokyo Tama2025」、さて来年も?、見られるでしょうか。

レースの模様は、「The Road Race Tokyo Tama2025」からご覧になれます。

日野市も紹介されています。