祝!!多摩動物公園開園50周年

 5月5日、こどもの日、多摩動物公園が開園50周年を迎えました。
多摩動物公園が開園50周年
 5月1日には新しい施設「アジアの沼地」もオープン。
 広々としたインドサイ舎、身近で鳥が観察できるウォークインバードケージ、ゆったりしたスイギュウ舎、かわいい生態を間近に見られるカワウソ舎、そしてモグラのいえも新装されました。
多摩動物公園が開園50周年
多摩動物公園が開園50周年
多摩動物公園が開園50周年
多摩動物公園が開園50周年


多摩動物公園が開園50周年
 5日の50周年当日にはC.W.ニコル氏が一日園長として来園者と一日を過ごされ、前日の4日も入園無料日ということで、2日間で9万人近くの来園者があったということです。
 それにしても、5日には本来なら9時30分開園の動物園には1時間ほど前から入場者が並び、開門も8時30分と早め、その時にはすでに1000人。

多摩動物公園が開園50周年
 開園も9時に早めたもののその後、続々と来園者は押し寄せ、多摩モノレールと京王線はどの列車も満席状態で到着します。
 そして、10時前には人気のライオンバスの待ち時間が、なんと、3時間半とアナウンスされている状況。
 それでも、まだその時点で動物園に入場できていたらラッキーの状態が、周辺道路では繰り広げられていました。

多摩動物公園が開園50周年
 今年だけのことではなく、毎年5日は動物公園周辺の駐車場は、10時前には全て満車状態、駐車場待ちの列は延々と高幡不動の街を過ぎ、日野バイパスに架かる石田大橋まで延びる始末です。
 残念ながら、午前中に駐車場が空くことは考えにくく、よしんば空いたとしてもこの数の車を処理することは不可能に違いありません。

多摩動物公園が開園50周年
 これに巻き込まれることを避け、この日は動物園へのメインの道には迷い込まない、使わないが地元の常識になっています。
 50年前の開園時には何しろ、25万人もの人が押し寄せ、そのころは、京王線も開通しておらず、高幡不動からみなさん歩いて来られたそうで、高幡不動駅では帰りの切符も買えなくて、しかたなく日野駅までならともかく、八王子駅まで歩いたということですから、これしき何の、というは易し、です。
 目の前まで来ていてたどり着かないのは当事者には辛いものです。
 多摩動物公園に近い高幡不動尊では初詣の際などには臨時駐車場を少し離れた所に確保し、難を逃れています。
 高幡不動からは京王線でもモノレールでも楽々多摩動物公園に到着です。
 そんな身近なノウハウがこんな時に応用されれば、もっと多くの方々に喜んでもらえただろうと思うと、少し残念です。