箱根駅伝必勝祈願は、豊田の鎮守、若宮神社で

正月2、3日、にわかファンも夢中にさせられる、箱根駅伝。

日野市からは、と言うと「いやいや、中央大学は八王子だろ」とクレームを受けてしまうのは分かりきってはいます。

でも、「第101回東京箱根間往復大学駅伝」に参加する中央大学陸上部、全国から箱根を目指して来た選手の皆さんが合宿生活をおくる「中央大学学友会体育連盟東豊田寮」があり、練習のフィールドとしているのは浅川土手、そこは双方とも紛れもなく日野市です。

若宮神社は旧豊田村の鎮守さま。正月には多くの参拝者が訪れます。近隣のマンションなどに越されてきた方も来られるそうです
お祓いを受けた「赤いタスキ」は選手の元へ
選手、関係者の皆さんには、お守りも授与。
一緒に箱根駅伝を戦います
祈願の後はいつも通りの練習です。
選手の後に「中央大学学友会体育連盟東豊田寮」が見えています

箱根駅伝が目の前にせまった12月28日、駅伝を戦う選手代表と監督が、寮からほど近い豊田の鎮守「若宮神社」で必勝祈願。

選手を一つに繋ぐ「赤いタスキ」も共にお祓いを受け準備万端、この後は選手のみなんの武勇に託すだけです。

トレーニングをしている浅川、寮からも見える一番橋から下流の右岸土手上は、多摩川との合流地点がある百草まで約4キロの快適な道が続いています。

上流を見ればどこからでも富士山を眺められ、カワセミに出会うこともあり、思い思いに散歩する人、ランニングに汗を流す人も、もちろんおられます。

そこを、明らかに素人とは違うスピードで駆け抜けていくのが中央大学陸上部。

駅伝ランナーたちの疾風を身をもって体験できるのは、そうそうないことです。

前後を自転車で誘導しているマネージャーも、「遅れないようにするのが大変」なのだとか。

お祓いした豊田若宮神社の宮司さんは、「活躍は直に観たいのだけれど、こちらも正月で「駆け続けて」いるので時間がない、でも、テレビはつけっぱなしで家族で応援しています」、と。

寮がある東豊田と浅川沿いで日頃から練習を見守っている、狭い範囲の「地元応援団」は盛り上がっている、と聞きました。