日野市立「新選組のふるさと歴史館」に行ってみた
「新選組のふるさと歴史館」。実は4月に開館はしていたのですが、その後は準備中が続き、10月に展示が始まるという噂が立ち、12月10日から始まった特別展示で、文字通り「開館」。さっそく出かけてみました。
前日に開館した「新選組のふるさと歴史館」。開館日に合わせて訪れた人数は400人を超えたそうです。
この日は朝から、曇り、朝一番に出かけたこともあって、展示物をゆっくりと見ることができました。
エントランスで迎えてくれるのは、「誠」の一字が朱の地に金で刺繍された、新選組の隊旗と五稜郭のジオラマ模型。
焼けこげ、ボロボロになった隊旗とジオラマは共に、平成18年正月、NHKが放映する正月時代劇「新選組!!土方歳三 最期の一日」で登場するものとのことです。
新選組ファンの方々はここでまず、ボディーブロー。そうでない人もその出来具合にしばし、眼が釘付けです。
「新選組のふるさと歴史館」は新選組を軸にして、日野も含めた多摩地方が幕末、どのような変遷を経て近代へと向かったのかを紐解くことを目的として設立されたと、聞いています。
「多摩」と言っても馴染みが無い方も多いと思います。現在の分け方で言えば、東京都の23区以外の場所と考えていただければ結構です。
ですから、今回の特別展「新選組誕生」では、実際の「新選組」そのものについて紹介する展示というよりも、文字通り、新選組を生むきっかけとなった多摩という地域的な背景や時代を紹介する展示が多く、新たな資料も紹介されています。
「土方歳三と石田村」のコーナーにはまだ学術的に研究されていない資料もあり、そんな理由から、残念ながらここではまだ紹介することもできません。つまりは、足を運ばなくては見られない資料も展示されているのです。
それだけに、新選組以外でも幕末を含め、歴史に興味がある方はつい引き込まれてしまうのではないでしょうか。
ですが、反面、新選組についてのある程度の基本的な知識がないと少し難しいかな、とも思う内容でした。
この日は朝から、曇り、朝一番に出かけたこともあって、展示物をゆっくりと見ることができました。
エントランスで迎えてくれるのは、「誠」の一字が朱の地に金で刺繍された、新選組の隊旗と五稜郭のジオラマ模型。
焼けこげ、ボロボロになった隊旗とジオラマは共に、平成18年正月、NHKが放映する正月時代劇「新選組!!土方歳三 最期の一日」で登場するものとのことです。
新選組ファンの方々はここでまず、ボディーブロー。そうでない人もその出来具合にしばし、眼が釘付けです。
「新選組のふるさと歴史館」は新選組を軸にして、日野も含めた多摩地方が幕末、どのような変遷を経て近代へと向かったのかを紐解くことを目的として設立されたと、聞いています。
「多摩」と言っても馴染みが無い方も多いと思います。現在の分け方で言えば、東京都の23区以外の場所と考えていただければ結構です。
ですから、今回の特別展「新選組誕生」では、実際の「新選組」そのものについて紹介する展示というよりも、文字通り、新選組を生むきっかけとなった多摩という地域的な背景や時代を紹介する展示が多く、新たな資料も紹介されています。
「土方歳三と石田村」のコーナーにはまだ学術的に研究されていない資料もあり、そんな理由から、残念ながらここではまだ紹介することもできません。つまりは、足を運ばなくては見られない資料も展示されているのです。
それだけに、新選組以外でも幕末を含め、歴史に興味がある方はつい引き込まれてしまうのではないでしょうか。
ですが、反面、新選組についてのある程度の基本的な知識がないと少し難しいかな、とも思う内容でした。
佐藤彦五郎日記" />
順を追って最後は、NHK大河ドラマ用品展示コーナー。隣には土方歳三の洋装服試着コーナーもあります。
大河ドラマ用品展示コーナーでは昨年の「新選組!」、加えて来年の正月時代劇「新選組!!土方歳三 最期の一日」で使われた小道具も展示されています。
大河ドラマで新選組ファンになった方はここでノックダウンです。
ここでずっと、念入りに一品一品確かめるように見入り続ける方もいるとか。
この大河ドラマ関係の展示品は2ヶ月を目処に入れ替えられるそうです。たぶん、その度に訪れる方もいらっしゃることでしょう。
日野には土方歳三資料館(2022/12~長期休館中)や井上源三郎資料館など、「新選組隊士」の資料に出会える場所もあるし、土方歳三や近藤勇などが足を運んだ佐藤家の屋敷が日野宿本陣として当時のままの姿で残されているのだし。
何故か特別展を見ながら、再び、日野の他の場所へも足を運んでみようかな、という思いが頭をよぎりました。