ニリンソウ

空にほころぶ桜ばかりを気にしていると、その隙をついて、林の中で小さな花がお目覚めです。

日野には多摩川と浅川が途方もない年月をかけて造り出した台地と河岸段丘があります。その縁周りはコナラやクヌギなどが植えられ、薪や炭などの燃料、そして枯葉は肥料にと使われてきました。

そんな林に咲くのがニリンソウです。

日野駅からほど近い神明神社の境内はニリンソウの群生地となっており、丁度桜が咲くのに合わせるように敷き咲き揃います。