実践女子大学のタンポポ

早い早いと言われていた今年の桜。

の割にはちゃんと帳尻を合わせて、学校の入学式までがんばり続け、今週になって若葉が茂るまでの一時、薄緑と散る花の間には青空が透けて見えています。

実践女子大学校舎は体育館とともに1986年 - 建築業協会賞を受賞しています。<br>
設計:高橋てい一氏
実践女子大学校舎は体育館とともに1986年 - 建築業協会賞を受賞しています。
設計:高橋てい一氏


日野にある小さな公園の中には、桜に囲まれている場所がいくつかあります。

中央線の線路に沿った、実践女子大学の南にある大久保公園もそんな公園です。

桜吹雪で一面が染まった公園を通りかかった時です。

視界に強烈な色彩が横切りました。

カントウタンポポ?西洋タンポポ?<br>
どなたか教えて下さい!<br>
※ 写真は実践女子大学の許可を受けて撮影しています。
カントウタンポポ?西洋タンポポ?
どなたか教えて下さい!
※ 実践女子大学の許可を受けて撮影しています

その方向はといえば、道路を挟んでお隣、実践女子大学のキャンパスから。

濃くなったキャンパスの緑を覆っていたのはまっ黄色のタンポポの群生。

花の形からして、そして、咲く時期からして、もしかして少なくなっている日本在来種のカントウタンポポらしいのです。

残念ながら、キャンパスには関係者以外は立ち入ることができないので、道路からということになりますが、それでも、しばし立ち止まって見とれてしまいます。