写真コンクール審査会場潜入
今年で46回目となる「伸びゆく日野写真コンクール」の審査が8日に行われました。
まず最初に第一次審査
いよいよ最終審査です
選外の作品も力作
応募人数84名。
応募写真409枚から市長賞をトップに市内企業の冠賞を合わせて、27枚の写真が選ばれました。
その審査会場となった会議室。
まずは被写体別にずらりと並んだ力作を、審査員のみなさんが100枚ほどに絞り込みます。
なるほど、高幡不動尊、京王百草園、多摩動物園など観光スポットが多い日野、同じ場所で多分同じ日、時間に撮影されたと思われる写真もあります。
加えて、新選組まつりやよさこい祭りなども格好の被写体。
その重なりをまずは「審査」してふるい分けをするのです。
勝ち残った作品を次に待ち受けるのは、審査員のみなさんよる各自の「お気に入り」判断。
写真を生業にしている審査員長とは別の眼が選ぶ作品は、バラエティーに富んでいるかと思いきや、誰もが頷く作品ばかりです。
でも、「伸びゆく日野」をテーマにしているので、もっと、例えば昨年開館した「ひのふれあいホール」なんかが登場するのかしらん、と眺めていると、だんだんと絞られている作品は、観光地やイベントを被写体にした、いわゆるわかり易い作品が選ばれて行くのも仕方ないかもしれません。
企業の冠賞があるコンクールですので、それにちなんだ作品も選ばなければならないので、思った以上に審査は大変大変。
とにもかくにも、ここで選ばれた作品は、10年後、20年後、もっと先にも2012年の日野の姿として、残され続けることになるのです。