所変われど、どんど焼き 2012
1月8日を皮切りに15日までの土曜、日曜日、日野の各地ではどんど焼きが行われました。
現存では17会場あるどんど焼き。
その内の一つ、滝合小学校校庭で行われている平山のどんど焼きは、昨年は校庭芝生化のために休止、今年はその上に近隣から火の粉が飛んで来るとの要請も受け、再びの休止となりました。
多摩平の森
朗報としては、建替え工事のために2008年から中止されていた、多摩平の森のどんど焼きが復活したことです。
旧多摩平団地からお住まいの方が中心の多摩平の森自治会と、URにより旧団地の建物を再生させたシェアハウス「りえんと多摩平」に住む若者たちと、高齢者専用住宅「ゆいまーる」に住む方々がいっしょになって復活させました。
旧と新、若者とシニア世代が一つになった新しいどんど焼きです。
同じ日野でもそれとは対照的に、地区の者だけが参加して、農村だったころからの昔からの風習にそって粛々と、とり行われるどんど焼きもあります。
その中間には、旧来の形は保ちながらも、新しい住民も巻き込んで、地域の行事として定着しているものもあります。
また、全く農の風習としてのどんど焼きではなく、伝統行事の継承と体験を目的にしているどんど焼き。
さらには、30年〜50年以上の歴史も持つ住宅地では、住民の結束の場としてのどんど焼きも行われ、それはもう、すでに歴史を感じすらさせるものになっています。
一ヶ所だけ見れば、小正月の行事として、炎が勢いよく燃え上がるどんど焼きですが、巡ってみれば今のまちの姿が見えくるものです。
下田八幡大神社
堀之内
四ツ谷日野宮神社
三角
第一日野万
大和田
宮
東町
新井
郷土資料館 エコライフクラブ
潤徳小学校 水辺の楽校
旭が丘
日野台 緑ヶ丘