師走の浅川から新春の箱根へ

来週は新年です。
浅川土手では先生ならぬ、中央大学の学生さんたちが真剣に走り続けています。

師走の浅川から新春の箱根へ
浅川土手は格好の練習場

師走の浅川から新春の箱根へ
師走の浅川から新春の箱根へ

晴れれば西にくっきりと雪をかぶった富士山が見通せる浅川土手。
その富士山の麓、箱根までを往復する新春恒例の箱根駅伝。
今年創立125周年を迎えた中央大学、その陸上部は箱根駅伝出場回数は85回と最多、 昨年は総合4位となった常連です。
大学が多摩に移ってきて30年あまり、南平に中央大学運動部寮が建てられ、浅川の土手では以前から、ジョギングとはレベルが違いすぎる走りの姿が見られていました。
今年の4月には、東豊田に「中央大学学友会体育連盟東豊田寮」が完成。
眼の前が浅川土手という場所、衣食住練がそろった新環境での成果が期待されます。
それにしても、現役の駅伝ランナーは速い。
一番橋からスタートした土手を使った往復8kmのタイムラン。
8kmといえば、多摩川との合流地点あたりのはず、それをものの20分あまりで戻って来てしまうのですから。
自転車で従うマネージャーは必死です。
ひとりひとりの選手に寄り添って、タイムを測りながら随走していくのですが、追いついていくのがやっと、置いてきぼりになることもあるそうです。
「彼らって体脂肪率、そうとう低そう。それで本当に速いよね。やっぱり毎日見ているから、応援しちゃうよ」、とはいつも、練習の様子を見守られている、土手沿いにお住まいの方。
選手のみなさんは気付いてはいないでしょうが、走り抜けている土手の下からはカワセミも見ています。
Good job!

師走の浅川から新春の箱根へ
浅川に望む中央大学東豊田寮