光と奏でる演奏会
先週土曜日、市役所前市民プラザイルミネーションとライトアップされている本陣でそれぞれ演奏会が催されたので、そっとのぞきに行ってみました。
本陣では正面、式台を開け放ち舞台にし、琴の演奏です。
冬の凛とした夜空に浮かび上がり、昼間よりもよりいっそう大きく見える建物。
でも大きさ故に、琴を奏でる舞台から漏れる光は暗がりに焚かれたあやうい灯火のように映えていました。
響く音色は、ひと時、訪れた人をさらに時空を超えた世界へ誘っていました。
市民プラザでは5本のサックスによるアンサンブル。
イルミネーションに包まれた小さな舞台で演奏してくれたのは『Green Tone』のみなさん。
いつもは多摩センターあたりで活動されているということです。
若いプレイヤーたちの真剣な、そして、楽しんでいる演奏は、アットホームな手づくりイルミネーションにピッタリ。
少し離れた場所で、イルミネーションを眺めながら、聞くとまるで光が奏でているような心地よいバックミュージック。
本陣での演奏は残念ながら、この冬は一回限りでしたが、市民プラザでは22日(土)、午後6時からフルートとハンドベルの演奏が行われる予定となっていますので、これはお楽しみです。