レンゲ
たんぼが多かった日野のどこでも見られた風景。
今では貴重なものとなってしまいました。
この記事中、堀之内のレンゲは区画整理事業により、田んぼが全て無くなったため、既に見られません。ご了承下さい。日野市内ではまとまったレンゲを見るのは難しくなりました。近隣では府中市に広いレンゲ畑が見られます。
昭和40年代までに、一小、二小、四小、平山、潤徳など低地にある小学校に通った方なら覚えがあるでしょう。
学校への通学路には、当たり前のようにたんぼがあり、春になると代かき、続く田植えを横に学校へ通い、帰りにはカエル捕りで道草、稲刈りの済んだ四角いあぜをベースに仕立ててイレギュラー満載の野球をし、レンゲが咲いても、"たんぼにはレンゲが自然に咲くんだ"位にしか思わず、ランドセルをおっぽって花を摘んだり、寝転んだり.....素敵な遊び場でした。
そんなたんぼのレンゲ畑もわざわざ訪れる場所になりました。
場所は川辺堀之内(財)日野市環境緑化協会が農家の協力のもと、昔の懐かしい日野の春の風景を再現させているものです。野球グラウンド一面くらいの広さがレンゲで覆いつくされます。
平山城址公園駅のそばの水田でも見られましたが、土地改良工事により、見ることができなくなりました。