展覧会「源氏物語へのあこがれ」開催中

展覧会「源氏物語へのあこがれ」開催中

実践女子学園香雪記念資料館では6月22日(金)まで、展覧会「源氏物語へのあこがれ」を開催中です。
紫式部によって執筆された『源氏物語』は、千年以上にわたって人々に親しまれてきました。
同時に、執筆された平安時代から『源氏物語』は絵画化され、日本美術史の中でも重要な「源氏絵」の系譜を形成してきました。
『源氏物語』が持つイメージは既にそれそのものだけでなく、広く王朝文化を体現し、その時代や文化への憧憬といったものを含め、多様な形で受け止められ広がっていくものです。
実践女子学園の学祖である下田歌子(1854~1936)は、その教育の中で『源氏物語』を重視し、晩年まで自ら「源氏物語講義」を担当しました。
その講義は当時、早稲田大学の坪内逍遥による「シェークスピア論」と並ぶ名講義と称賛されたとも言われています。
本展では、学祖以来連綿と続けられてきた『源氏物語』研究とともに、『源氏物語』や紫式部にまつわる絵画を中心に、広く王朝文化を感じさせる作品の数々をご紹介いたします。

「源氏物語へのあこがれ」

     

会 期: 平成24年5月21日(月)~6月22日(金)
休館日: 土、日と5月23日(水)12:00~14:00
6月11日(月)
6月17日(日)は開館
時 間: 11:00〜16:00
入館料:  無料 どなたでもご覧いただけます
場 所:  実践女子大学 香雪記念館1F 展示室
お問合せ:  実践女子学園香雪記念資料館

〒191-8510 東京都日野市大坂上4-1-1
TEL:042-585-8873(月〜金11:00〜16:00)
FAX:042-589-7225