平山城址公園拡大工事終了
3年がかりで拡大が行われてきた「都立平山城址公園」が、3月末に全部の工事が終了しました。
新しく造られた散策路
湧き水には「森の湿地」も
緑のフェンスは元多摩テック
園内の「七生丘陵散策コース」
昭和30年始めに京王電鉄が開設し、その後、都立公園として親しまれている平山城祉公園。
一昨年、惜しまれながら閉園した多摩テックの敷地に隣接する地域まで、おおよそ4倍以上の広さになり、また、新しく、丘陵を源とする湧き水をも取り込み、いっそうバリエーション溢れる公園となりました。
拡大部分の尾根道は百草園駅から多摩動物公園を経て平山城祉公園駅まで続く「七生丘陵散策コース」。
今回、湧き水が流れ出る寺沢側にも入口ができたので、これからいろいろな散策コースも考えられそうです。
葉が茂る前の今は、新しく造られた散策路が、茶色の地面に浮かび上がっていますが、後一ヶ月も経つと、新緑と若草を抜ける道となるはず。
これまでの一次、二次の拡大時の例からすると、全面オープンは6月になる予定です。
そのころになると、林はうっそうと茂りどこからともなく虫たちも集まってきているはずです。
そして、公園から続く寺沢の谷戸田では、田植えの準備が始っていることでしょう。