日野バイパス開通の日
いよいよ日野バイパス開通の日、15時からの利用開始を前に開通セレモニーも行われました。その前、セレモニーの準備に忙しい関係者を横目に、もう、今後は見る事ができない、車の通っていない景色を眺めに行ってきました。
日野台地の上へ一気に上がる日野バイパス。その最上部から見ると、まだ新品のアスファルトに真っ白な横断歩道に車線がくっきりと浮かび上がっていました。
この坂、今年は雪がなかったので気がつきませんでしたが、大雪が降ったら、すごいことになるのではと余計な心配をしてしまします。
ひるがえって、坂の下から見てみると、ちょっと面白い物を見つけてしまいました。
バイパスは、昔からの農道というか村の道を横切っており、そこに、新しい信号が付けられたのですが、その折、斜めに横切る形だったそれまでの道の形を、少し曲げてバイパスに直交させました。
当然ながら、その道に沿っては電信柱が立てられていました。今回、なぜか、もとの道があった場所を示すように電信柱だけが残され、しかもバイパスのど真ん中にスクッと。
共同溝が造られ電柱のないバイパスです。見ようによっては異様、とりようにとっては、残された遺跡?
たぶん、ここから分岐して浅川沿いに八王子へ抜ける道が建設される暁には、取り除くという予定があるのでしょう。