春爛漫いい気持ち 平山季重ウォーキング
一週間前はちらほらだった桜の花も暖かさにせかされてアッという間に満開に、そして4月1日は日曜、快晴のどんぴしゃりのお花見日和。
「平山季重まつり」も「スプリングフェスタ」も盛況、晴れの力は強いのです。
いや驚きました。
「平山季重まつり」のイベントの一つである「平山季重ウォーキング」の様子はいかがなものかと、浅川に架かる一番橋に、ここからなら向川原の桜並木の下を通る姿が見られる、通過予定時刻、高幡不動出発が10時だから、10時10分くらいと予想して、のんびりと橋から眼をやると、まだ10時前だというのに浅川土手を、通勤時間の駅ごとく押し寄せる一団があるではないですか。
後で聞いたところ参加者の多さ、たぶん五百名は下らないでしょう、のゆえ繰り上げて出発したとのことです。
この先は南平丘陵公園の急坂を上がって芽吹きを迎えた丘陵の尾根沿いに、多摩テックの桜を、平山城址公園の桜に出会い、本当に晴れて良かった。
「平山季重まつり」の会場は平山駅北の土地区画整理内。区画整理が始まるまでは田んぼが広がるのどかな場所でしたが、なにより駅ま裏、駅まで徒歩1分という好立地、寄る都市化には勝てず、さらには必ずや起きる相続での乱開発を防ぐための、転ばぬ先の杖、土地区画整理とあいなったわけです。
その田んぼに引き入れられていた平山用水の分水路を利用した親水路が、今回のおまつりに合わせるようにして完成していました。
それまでは、水が流れなくなった水路はゴミ捨てを誘発するらしく、せっかく土手には桜があるというのに何か人を寄せ付けない場所になっていました。
暖かかったこともあって小さなこどもは早速水遊びに挑戦。も少したつと、上流から小魚たちもやって来るでしょう。
中央公園で開かれた「スプリングフェスタ」もすごい人出、と思いきや、「スプリングフェスタ」を知らずに花見にやって来た団体さんの数も相当なものと見受けられました。フェスタが終わってからも帰らない人がほとんどでしたから。
花見にやって来た親子連れがシートを持って、すでに出来上がっている団体さまの様子を伺い、フェスタの出店が陣取っているのを恨めしそうにうろうろ場所探し、なんて光景も。
でも、大丈夫、来週の日曜まで桜はもちそうです。その時は花吹雪も楽しめそうですから。