雨続きの自然体験広場で
8月ももうすぐ終わり、中旬の暑さはどこへやら、このところずっーと雨が降り続いています。
夏休みも指折り状態の子どもたちにとっては、恨めしい空、はたまた宿題に専念できる恵みの雨なのでしょうか。
いつもの年よりも一週間遅れで開催された「ひのアートフェスティバル」もどんぴしゃりこの雨にぶつかってしまって残念至極。
「ひのアートフェスティバル」の開場は「自然体験広場」。
ロープでターザン遊びができたり、木登りをしたり、自分たちの工夫と責任でいかにでも遊べる森です。
昭和55年まではこの地には「桑園(そうえん)」と呼ばれていた、国の蚕糸試験場があった所です。
敷地の半分以上を占めていた桑畑だった所はすでにスポーツ公園と道路になっており、残されている用地は今は国が管理しています。
そのため普段は入場できない敷地は、桑園の閉園から30年あまりたち、実生から育った木々が鬱蒼と覆い、正門から続いていたイチョウとケヤキ並木も選定されることなく枝を伸ばし、当時の様子を知らない人にとっては自然の森、でも、昔の写真を見ると、大きな木もなく、単なる研究施設。
知っている人からみれば、「まぁ、なんて荒れ果てた事よ」の様相です。
幸いなことに、夏休みには「自然体験広場」として開放されるなどしているので、全く人の手が入らないということはなく、分け入らなければいけないほどの「ジャングル」ではありません。
昔使われていた研究棟が廃屋として残り、「クワハウス」の名前で親しまれていますし、水道も引き込まれていますし、電気もある、街とも近いし、いえば適当に自然でワイルド感も味わえる適当な場所。
ただし、今の形での「自然体験広場」とも今年いっぱいでお別れです。
敷地の半分に「市民の森ふれあいホール(体育等複合施設)」が平成22年(2010年)オープン予定になっており、その工事が12月から始まるからです。
その建設内容を伝えるブースはちょっと地味でしたが、たくさんの見学者が訪れていました。
興味深々その行く末を見守っています。