「幻の真慈悲寺」に挑む
日野市は百草の丘陵地にあったのではないかと調査が進められている「幻の真慈悲寺」。
郷土資料館と50名ほどの市民ボランティアが参加して、着々と成果が上がりつつあります。
その調査の拠点となるべくこのたび6月7日に、「幻の真慈悲寺」調査センターが開所しました。
場所は、まだまだ里山の風景が残る倉沢の地。
裏山は2007年3月までは東京電力の企業内高等学校だった東電学園、そして現在は東電総合研修センターの敷地。
そして建物は、東電学園時代に職員寮として使用されていた建物をお借りしてのセンター開所となりました。
東電総合研修センターは広い丘陵一帯に敷地を占めており、環境の保全にも一役買っており、そして、この百草園からなだらかに続く丘こそ調査の大きな対象となっています。
館内にはこれまでの調査の成果がパネル展示がされ、関係図書もそろえられています。
ボランティアの方々の拠点でもあり、春の郷土資料館まつりと9月の百草八幡神社の祭礼にあわせて行われる見学会をはじめ、さまざまな関係するイベントも行われていくことになっています。
見学も可能ですので、興味をお持ちの方は訪ねられてはいかがでしょうか。
「幻の真慈悲寺」調査センター
住所:
日野市百草430⇒MAP