企画展「古代大型四面廂建物跡の発見 その出現の謎に迫る」開催
西方からの遺跡
南方からの遺跡
八王子市街地を迂回し、中央高速国立インターチェンジから圏央道高尾南インターチェンジを結ぶ「国道20号バイパス」の建設に伴った区画整理事業が沿線各所で行われている日野市。
のどかだった田園時代を彷彿させてくれていた風景も加速度的に変わりつつあります。
この道路工事と区画整理事業過程で行われた遺跡調査では、これまで知られていなかった「想定外」の結果も得られています。
西平山土地区画整理事業では古代の大型建物跡、区画溝等の特殊な遺構群が見つかっています。
その中でも平安時代のものと考えられる大型の掘立柱建物跡は、東西約12メートル×南北21メートル、4間×7間の構造で、建物の四面に廂がついた格式の高い建物と考えられる古代の古代大型四面廂建物跡です。
都下最大級の四面廂建物でこれだけのものは、古代武蔵国の政治的中心であった現在の府中市で発見されている国府正殿以外にありません。
2011年に最初に発見された建物の性格や時期についての調査結果報告となる企画展です。
また、市内出土資料も合わせて展示し、出現の背景に迫ります。
当時の様子を想像し、今の姿へとつながる人の営みに想いをはせてはいかがでしょうか。
お見逃しなく。
企画展「古代大型四面廂建物跡の発見 その出現の謎に迫る」
開催期間 | 2022年6月11日(土)〜7月18日(月・祝) |
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開館時間 | 9:30~17:00(入館は16:30まで) |
入館料 | 大人200円 小・中学生50円 |
休館日 | 毎週月曜日 |
会 場 | 日野市新選組のふるさと歴史館(東京都日野市神明4-16-1) |
交 通 | JR日野駅より徒歩15分 JR日野駅、京王線高幡不動駅より京王バス「日02」系統 第七小学校入口バス停下車徒歩5分 お車ご利用の際は日野市役所駐車場をご利用下さい。 |
WEBサイト | 新選組のふるさと歴史館 https://www.city.hino.lg.jp/shinsenr/ |