「新選組のふるさと日野」に新選組に出会える「イオンフードスタイル日野駅前店(ダイエー)」が開業
だんだらがイメージされている東壁面
入口・エレベーターホール
駐車場もだんだら
今から44年前、昭和52年、日野駅周辺の区画整理事業が終わりになるころ、田んぼの中に造られた大通りにそれまで見たこともなかった「スパーマーケット」が忽然と現れました。
一階には食品、二階には衣料品と雑貨が揃えられた「いなげや」。
以来その大通りは「いなげや通り」と呼ばれるようになりました。
「いなげや通り」では「ひのよさこい祭り」が行われた時もあり、八坂神社の例大祭では神輿渡御が練り、夜、日野中から神輿が集結する「日野神輿パレード」のきらびやかな舞台にもなります。
その「いなげや」も老朽化が進み、ついに撤退したのが、2019年11月のこと。
建物が解体され、折しもコロナ渦と重なり、昨年の秋には通るはずの神輿も来ず、寂しくなった「いなげや通り」で着々と新しい店舗が建設されていました。
その「イオンフードスタイル日野駅前店(ダイエー)」が6月26日にグランドオープンしました。
この店舗のコンセプトは、ズバリ「新選組のふるさと日野」。
だんだら模様が外壁に駐車場、エレベーターホールにも意匠され、駐車場からの入口には特大幕末チャレンジャー「選之介」も見参です。
もしや、もしかしたら「新選組弁当」ぐらいはあるかと探ってみましたが、今現在それはなし、その代わり野菜売り場で発見したのは、日野市の若手農業者たち「HINO BLUE FARMERS CLUB」の販売コーナー。
キュウリ、ジャガイモ、トマト、インゲンなどなど、獲れたて野菜が並んでいます。
ちょうど居合わせたメンバーに聞けば、「一般の野菜売り場の品揃いも参考にして野菜を並べていく」とか、「地元の人が多く、知り合いもいるので、応援してくれるので余計、いい品物を届けたい」とも、新選組のふるさとひのは野菜も新鮮組です。