第54回「伸びゆく日野市」写真コンクールは開催します。
例年、四季おりおりの風景とともに日野市内ではイベントや祭りと被写体にこと欠かかず、おのずと「伸びゆく日野市」写真コンクールへの作品にも、多くのみなさんの激写が寄せられてきました。
今年は新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、イベントや祭りのほとんどが中止となった日野市です。
でも、第54回目となる 「伸びゆく日野市」写真コンクール2020は変わりなく行います。
応募要項は9月下旬に発表、12月から募集となる予定です。
過去の作品はこちらでご覧いただけます☞☞☞日野を撮る
2007年、閉園2年前の多摩テック。まだこのころは閉園されるとは誰も思いもしていなかった。西野貞男さん撮影
試しに、13年前、第41回 「伸びゆく日野市」写真コンクール2007を振り返ってみると、その一枚に春爛漫の多摩テック園内で楽しむ親子の姿が写し出されていました。
日野バイパスの開通式 品川明雄さん撮影
この2年後の2009年9月には多摩テックは48年の歴史に終わりを告げ、閉園となりました。
それから10年あまり、紆余曲折を経て、フェンスに囲まれた跡地にはいまだ当時の遊具も残されています、そこは今、野生動物たちの楽園になっているとか。
開通式が撮影された日野バイパスは、今では切れ目く車が行き交い、この付近には大型鮮魚店が開店、休日ともなると遠方からも多く来客しています。
さらに将来、ここから左方面へは、豊田、平山を貫通し、八王子北野から高尾インターまでを結ぶ新バイパスも建設中です。
写された一枚の写真は、時とともに新しい物語を紡いでいきます。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響を受けたこの年。
皆さんが捉えた、2020年「伸びゆく日野市」写真の応募をお待ちしています。