収穫の楽しさも格別です。せせらぎ農園
日野市の新井という地区。
浅川が北に流れ、百草から続く七生丘陵が南に横たわり、住宅地が増えはしたものの、田んぼや畑が広がるのどかなところです。
小さなせせらぎは小さな生き物たちの住処です
今、田んぼでは植えられた苗が日ごとに背丈を伸ばし、ちょろちょろと泳いでいたオタマジャクシもカエルへ、夜は大合唱が響いています。
そんな一角にせせらぎ農園があります。
「せせらぎ」の名は畑がかっては田んぼだったころから流れている小さな用水の流れから付けられています。
ゴロゴロジャガイモが顔を出します
畑で収穫された野菜も好評販売されました
6月27日、この日は収穫祭。
せせらぎ農園で育てられたジャガイモの収穫の日でした。
まだあるの?予想以上のジャガイモが掘り出され、どの顔もホクホクです。
このジャガイモ、3月に杉並区のみなさん20名がエコツアーとして植え付けたもの。
3ヶ月で立派に育ち、この日もエコツアーでの収穫でした。
にしては、少し、人数が多いような。
実はこのせせらぎ農園、家庭から出る生ゴミを堆肥として活かしているコミュニティガーデンです。
生ゴミを活かし、2反ほどの畑を援農ボランティアの方々が耕し、やさしい野菜を作りながら、素敵な畑を作って景観も良くしようとしています。
生ゴミを「提供」している家庭は200世帯ほど。
そのみなさんも駆けつけていたのです。
美味しく食べた後は、美味しさの残りを土へ帰して、また美味しくいただく。
くるくる繰り返しながら、畑も人もいつも楽しく元気に、です。