多摩動物公園は5月5日が誕生日、来年は開園50周年です
晴天に恵まれた5月5日、多摩動物公園は朝から大賑わい。
開園すぐに、すでにまわりの駐車場は満杯状態。高幡不動はいうにおよばず、石田大橋からすでに動物園を目指す渋滞が続いていました。
5月5日は多摩動物公園の誕生日。
来年は記念すべき50周年を迎えます。
誕生日は入園料無料、そしてこの時期は新緑がまぶしく、一年の中でも美しい時です。
モノレールからも京王線からも電車が着くたびに家族連れがどっと降り立ちます。
空には鯉のぼりが泳ぎ、ライオンやオランウータンがお出迎えです。
入口では先を争い込み合ってはいますが、園内に入れば混雑をさほど感じさせないのは広い敷地がなせる技でしょう。
とはいってもさすがに人気のライオンバスは長蛇の列になるのは仕方がないことです。
人出といえば、49年前の開園日には25万人もの人がどっと押し寄せ、そのころは、京王線も来ておらず、車の道も完備しておらず、みなさん2キロの道のりを最寄り駅、高幡不動から歩いて来られたそうです。
あまりの人出に高幡不動駅では帰りの切符もなくなり、混雑で電車にも乗れず、しかたなく日野駅はおろか、八王子駅まで歩いて帰路に付く人が出るほどの騒ぎだったということです。
園内では日野郵便局オリジナルの「多摩動物公園切手」も好評発売。
日野市内限定で売り出されているこの切手シートのお値段は1200円、市内の郵便局でも購入できるそうです。