新選組のふるさと"歴史の道ウォーク"参加者募集

新選組のふるさと『歴史の道ウォーク』開催
大蔵院から見た平町

新選組副長・土方歳三は、京都へ赴いていて2年後の慶応元年(1865)と慶応3年の2度にわたって、隊士募集のために江戸へ帰り、故郷日野にも立ち寄っています。
慶応元年の際には、義理の兄でもあり新選組の支援者でもあった日野宿名主、佐藤彦五郎とともに、日野宿から多摩川を上流に一里ほど行った平(たいら)村(現八王子市平町)を訪れています。
佐藤彦五郎日記によると4月17日に行ったこの訪問の目的は、平村に祀られている東照宮の参拝であったことが記述されています。
今回の『歴史の道ウォーク』では、日野からこの平村へと歳三や彦五郎が参拝した道を日野新選組ガイドがご案内、東照宮も見学します。
日野から平村へと通じる道は、「東光寺(とうこうじ)道」とも「拝島道」とも呼ばれていた古くからの道です。
また、この東光寺道は慶応4年3月11日、日野に進軍した官軍から逃れるため、佐藤彦五郎が妻のぶ(土方歳三実姉)、と二女ともを伴って平村にある大蔵院へ向かった道でもあります。
この道に沿って流れる日野用水が開削されたのは、真田幸村や伊達政宗が産まれた1567年、今年で丁度、開削450周年になります。
用水を完成させたのは、その頃日野周辺を支配していた北条氏に開削を願い出た佐藤家の先祖でした。
以来、日野の米作りを支え、冨を産み、日野の歴史を見続けてきたこの用水がなかったら、もしかしたら、日野宿も生まれていなかったかもしれず、そうなれば彦五郎も歳三もそして新選組も・・・、歴史には登場しなかったかもしれません。
水の流れに沿って参拝に向かった歳三。
平村の東照宮で何を祈り、何を誓ったのでしょうか。
それは函館で戦死する4年前のことでした。
桜が咲き誇る時期。
そして、ちょうど道すがらにあるカタクリの群生地も見ごろの時です。
桜とカタクリをお供に、土方歳三も歩いた道を平町東照宮参りに出かけます。

『歴史の道ウォーク』

~東光寺道と日野用水----土方歳三、佐藤彦五郎も参拝した平町東照宮を訪ねカタクリと桜咲く道を歩く~

開催日 4月1日(土)、小雨決行
募集人数 40名(先着順)*天候によっては路線バスを利用する事もあります 
集合場所 日野宿本陣(日野駅徒歩12分)
集合時間 9:30
※当日、佐藤彦五郎資料館が9:00〜9:30に特別開館します。
出発前に見学できます。
解散時間 15:30頃 JR日野駅
費 用 1500円(入館料、拝観料、保険、ガイド料他バス代金は各自負担)
当日持参品 弁当、飲み物、雨具
※歩きやすい靴や服装でご参加下さい。
※昼食は多摩川土手沿いの桜の下でいただきます
参加方法 3月1日(水)〜3月15日(水)にFAXまたはメールで住所、氏名、TEL(なるべく携帯電話)と参加希望日を記入の上日野市観光協会へ
問合せ・参加申し込み先 日野市観光協会
日野市観光協会へお名前、住所、電話番号を記入して申し込み
FAX: 042-586-8961
E-mail:info@shinsenhino.com
主 催 日野新選組ガイドの会事業委員会
新選組のふるさと

☆コース

9:30 日野宿本陣
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日野用水下堰
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日野宮神社
※「うなぎ伝説」があるご本尊、虚空蔵菩薩(本地仏)を特別拝観
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成就院
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カタクリ群生地
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日野用水上堰
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お茶屋の松(日野市と八王子市境界)
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多摩川築地河原武州一揆跡
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平町会館(昼食)
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平町の東照宮(家康公より拝領のご神体、御宮殿遺構、灯篭)
※平町東照宮は一般に公開されていません。
ご神体は拝観できません。

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大蔵院
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西玉神社
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宇津木台バス停
 ↓※帰りは路線バス利用、徒歩は約6km。
15:30 JR日野駅