大木島曼珠沙華
高幡不動駅から北へ、浅川をふれあい橋で渡ると、左手にこんもりとした林が見えてきます。
ここが大木島自然公園です。
この地区の区画整理とともに完成した公園で、前からあった雑木林と傍らを流れる用水路の流れを巧みに組み入れて造られています。
完成した当時は空が透けてやたらコンクリートの白さが目立っていましたが、現在では自然公園の名が示すとおりの憩いの場となっています。
この大木島公園で、ここ2,3年、この季節になると目立ってきたものがあります。
それが彼岸花こと曼珠沙華。
近くの浅川の土手や神社の境内や道ばたにはこんな所にもと紅赤の花を見かけはしますが、この公園では、元々自生していた曼珠沙華に加え、雑木林の下にまとめて植えられたものが群生しています。
年を追うごとに、株も増え、密度も増してきました。
噂を聞きつけた近所の方、アマチュアカメラマンの方も熱心に撮影している姿も見受けます。
後何年かすると、きっと、今の2倍近い規模になるのではないでしょうか。
初秋の名所になるやもしれません。