よろしく、おねがい、しまーす

この前まで何となく、曇りがちの天気が続いていましたが、やってきました真夏の太陽。
日野ではブルーベリーが最盛期を迎えています。

よろしく、おねがい、しまーす
よろしく、おねがい、しまーす

よろしく、おねがい、しまーす
牛乳パックで作ったマイブルーベリーボックス持参
よろしく、おねがい、しまーす
ほらこんなに穫れたよ
よろしく、おねがい、しまーす
みんなでバケツいっぱいにしました

市内各所にあるブルーベリー園も連日お客さんが訪れています。
さすがに、真昼は少なくなるらしいですが、朝一番や夕方を見計らってブルーベリー摘みにやってくる常連さんたちもいらっしゃいます。
朝一番といっても園によっては6時から開園している所もあり、朝食用にと贅沢を楽しむ人もいるとか。
でもやはり、お客さんが多いのは土、日曜日。
だからといって、日毎にふくらみを増し、色を濃くするブルーベリーたちは、休日に合わせて熟してくれるわけではありません。
この時期の栽培農家は、一気に熟するブルーベリーは嬉しいものの、一気にお客さんが来てくれるわけでもなく、さて、熟した実をどうするかが、思案のしどころだと言います。
何せ、実が小さい、一粒一粒慣れた人でも、数をこなすのは一苦労なのに、それが毎日となると・・・。
そんな時期、思わぬ助っ人たちが園を訪れてくれました。
やって来たのは、近くの保育園の園児たち。
「子どもたちに来てもらうのは初めてだから、ちょっと心配していたんだ。駆け回ったり、木を揺らしたりしないかなって」、とはブルーベリー園のご主人。
「でも、礼儀正しいし、なによりも、ほら、指が小さいでしょ。ひょいひょいって、もしかした大人より摘むのがうまいいんじゃないかな。それに、見落としてしまう低い場所の実を摘んでくれるから、こちらも助かるよ」、と絶賛です。
ほんの、40分あまりで、30名ほどの子どもたちが摘んだ総量は「10kg以上だけど、もう測るの疲れるから10kg」、だったそうです。
嵐のように去っていった摘取り園児たち、お昼ごはんのデザートとおやつはもちろん、ブルーベリー!