雨中、夢中、熱中、第21回「ひのよさこい祭」

昨年、6年振りの開催となった「ひのよさこい祭」は小雨も降ったものの、無事に最後まで踊りきることができました。

そして今年、すっかり「天気予報」というより「天気告知」になったスマホからは、微塵の期待も寄せ付けずに数日前から「雨」の宣告が続いていました。

迎えたその日、「よさこいは、台風と雷以外では踊るそうで・・」との、開会式の挨拶通り、終日雨中での「ひのよさこい祭」になってしまいました。

北口会場

「ひのよさこい祭」の演舞会場はJR豊田駅をはさんで北口、南口に設けられています。

北口はなだらかに下る300mほどの4車線の道路。

南口の会場は、区画整理事業中最中の大通り50mほどを、ほぼ固定舞台状態にしての演舞になります。

南口会場

雨の中、公称一万八千の観客と踊りさん850名余りが参加した今回のひのよさこい。

参加予定だった34連のうち、当日の天気のために2つのチームが苦渋の決断を下すことになったのは、やはり残念なことでした。

また、常連のチームがエントリーしなかったり、いつもなら踊り終えて他のチームの応援観戦する姿も少なく、最後の演舞予定を繰り上げやむなく帰路に付かれた姿もちらほら、やむないことでした。

そんな寂しさがあった反面、よさこい本場高知から、また「誠」の大旗とともに会津から初参戦チームもあり、これまでとは違う、新しいひのよさこいの始動を予感をさせてくれた「ひのよさこい祭」となりました。

一週間前までは夏日があったのに、連日の雨と涼しさがたたって地元豊田の多摩最古のビール「豊田ビール」の売れ行きも芳しくありませんでした。

地元の飲食店を巡って楽しめるはずだったグルメラリー「たまげっさー」もしかりでした。

北口会場、よさこい演舞のゴール地点が入口のイオンモール多摩平の森は、フードコートのテーブルも増設。

一般のお客さま、雨宿りのみなさん、と踊り終えた踊り子さんが行き交う、これはもはや「ひのよさこい」ならではの光景が今年も見られました。

比して南口会場に陣を張ったキッチンカーは・・・、天には文句は言えないものの、でも寂しさは拭えませんでした。


びしょ濡れになりながらの熱演された32チームをご紹介します

少しのご紹介になりますが

雨のひのよさこいへ、ありがとうございました