立春大吉

新年から、いや毎年この時期師走から大忙しの高幡不動尊。
煤払い、終わりの不動、大晦日、元旦、初詣、七福神、初不動、豆煎り式と続いた初春の行事も、立春を迎えると一段落です。

立春大吉

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2月3日は節分会の日。
千人を越える年男にタレントのみなさんが加わり、威勢のよく「福は内!福は内!」のかけ声と共に、豆まき式が行われました。
昨年は晴天、さて今年は、心配された天気は上々。
昨年は日曜日だったこともあり、最多の4万3千人もの参加者があった節分会。
今年は月曜日だから、人出はそんなことにはならないだろうと、高をくくっていた所、「今年も去年並みの多さだね」、と驚き半分、喜びの声が聞こえてきました。
日野市在住のつのだ☆ひろさんは常連、すでに高幡不動尊豆まき不動の主の貫禄。
山口もえさんもここ何年か連続で、今年も参加。
恒例ミス日本のみなさんの中には、日野にキャンパスがある実践女子大学に通う臼田さん。
彼女は2014度準ミス日本の栄冠に輝いた女性です。
京都からは現役の舞子さんも駆けつけてくれました。
露店も多く並ぶ境内では、初不動の日に続けて境内ではだるま市も行われます。
豆まきの最中は会場だけが、熱気をおびて一瞬動きが止まる境内も、終わると同時にどっと人波がうねるのは、いつもの通り。
だるま売りはこの時が逆に勝負、今度は値段の駆け引きが熱気をおびる番となります。
5回行われる豆まき式。
そのつど人の入れ替えで一時、人影が薄くなると豆まき会場の床は「きなこ色」。
まかれた「福豆」も首尾よく全て受け止めてもらえれば、と願ってもそれは無理、各回ごとに掃き集められる量を見てもまかれた豆の量が想像できるというもの。
人の「福豆」になり損ねた豆たちは、6月から境内を埋め尽くす「あじさい」たちに撒かれるのだそうです。