千客万来高幡不動尊節分会

高幡不動尊の豆撒式、節分をはさんで、暖かい日が続いたことも手伝ってか、これまでにない人出となりました。

千客万来高幡不動尊節分会

千客万来高幡不動尊節分会
観光協会販売の福袋は好評にて売れ切れ
千客万来高幡不動尊節分会
節分会ではだるま市も開かれます
千客万来高幡不動尊節分会
恒例ミス日本も年男で参加しました

朝10時から午後3時まで5回行われた豆撒き。
俳優の梅宮辰夫さん、賀集利樹さん、女優の白石美帆さんに、毎年お馴染み日野在住のつのだ☆ひろさんらが「年男」として参加されました。
10時の第1回目から、例年に比べて人が多いかも、と感じてはいましたが、2回目にはそれは確実なものに。
不動堂の前が埋め尽くされるのはいつものことながら、その後に目をやると、とても豆が届きそうにもない、五重塔の方まで人の波。
たぶん、あまりの「混雑」に、次回分に参戦を決めたのでしょうか、そんな方々が遠くからじっと見つめています。
高さ5mくらいのところから、撒かれる豆を素手でキャッチするのは、至難の技です。
帽子、紙袋、エプロン、ビニール袋、そして風呂敷。
豆撒きが始ると、いっせいに開きます。
警備している警察が一応は「道具は使わないでください!」、と注意するものの、へたに地面に落ちた豆を拾おうとしてかがめば、そこにできたくぼみに後の人が、折り重なり事故が起きないとも限りません。
すると今度は「しゃがまないでください!」。
かくて「福は内、福は内」のかけ声とともに撒かれた大量の福豆の大半は、終わってみれば足下できな粉状態となってしまうのですが、だからこそ、無事に受け取れた豆は春の福を授けてくれるというもの。

千客万来高幡不動尊節分会
年男の白石美帆さんと梅宮辰夫さん

豆撒きが終わると新春から続いていた行事もここで、やっと一息の高幡不動尊。
しばらく、木々が芽吹きの用意をするのに合わせて、静かに桜が開くのを待ちます。