初詣、成人式、初不動、まだまだお不動さんは休めない
毎月28日が縁日の高幡不動尊。
一年で最初の縁日、初不動では、だるま市が立ち、稚児行列も行われます。
境内の奥、大日堂にも人は絶えることはありません
稚児行列も行われました
だるまはお馴染みの店から買います
正月、正確には昨年の大晦日から初詣、成人の日、そして初不動、2月の最初には節分会で豆撒きと年頭からの一ヶ月あまりは、「休むとことなし」の高幡不動尊です。
「今日はお不動さんだね」、と言えば、それは「今日は28日だから縁日だね」のこと。
毎月欠かさず「お不動さん」している信者の方に加えて、初不動のこの日はだるま市目当ての参拝者も加わり大賑わいです。
日野に古くから住まわれる方、というよりは、古くからのある地域では、たいがいの家では初不動でだるまを購入して、一年の安泰を願うのが習わしとなっており、それも毎年決まった馴染みの「だるま屋さん」から購入しているそうです。
この地域の小正月に行われるサイノカミ(どんど焼き)を見れば、それは明白。
他の地域に比べて、なんてだるまの数が多いことか。
だるまを抱えてその地域の方曰く、「だるまはね。28日に買いに行くんだ。3日の節分でも買えるけど、何があるか分らないから縁起物は早目に限るさ。この日は奥の方、大日堂のあたりにいつものだるま屋がいるんだ。知ってる?東京だるま、瑞穂で作っているやつ。じいさんのころからずっと同じのを買っているんだ」。
明後日は一段と賑やかになる節分会。
初不動では奥にいる「東京だるま」は参道へと場所を移してきます。
「福は内!福は内!」のかけ声に思わず首をもたげて見学する、かも。
出店が埋める参道