藝術文化、薫る

イルミネーションが輝く日野市民会館で21日、23日両日2つの演奏会が開催されました。
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藝術文化、薫る
21日には小ホールが素敵なライブハウスに早変わり。
「日野の冬フェスタ2008」の一つとして、立川市を本拠にして活動する市民ジャズバンドSOSを迎えて「なつかしの軽音楽チャリティーライブ」が行われました。
いつもは整然と観客席が並ぶ小ホールの中央には、ジャズバンドがひかえ、取り囲むように舞台にもキャンドルが飾り付けられたテーブル、その上には、日野の地場野菜をふんだんに使ったお料理が。
もちろん、お酒も。

藝術文化、薫る
日野のブルーベリーから作られたブルーベリーエールもしっかり脇役を演じています。
ジャズナンバーを中心にした演奏は、どれも、聞き慣れた、そして懐かしい響きで会場は盛り上がり、あっと言う間の2時間でした。
このライブの収益の一部は市内で活動する4つの福祉団体に寄付されました。

24日には「藝術文化の薫るまち クリスマスコンサート」が市民会館大ホールで開催されました。
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今年は日野市出身でニューヨークを拠点にして活躍されている、ピアニストさいちはるさんを迎えての演奏会でした。
公募で集まった市民合唱団「コーラルファンタジーinひの」はこの日のために春から練習を重ねてきました。
一部の「メサイヤ」では「コーラルファンタジーinひの」のみなさんは盛装で登場。
オーケストラをバックに春からの成果を歌い上げられました。
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二部ではさいちはるさんのベートーベン ピアノ協奏曲第5番変ホ長調「皇帝」。
世界レベルの演奏で観客を魅了しました。
三部では「コーラルファンタジーinひの」に子どもたちが加わり、クリスマスキャロルメドレー。
オーケストラと合唱のためのクリスマスソングの楽譜が世界中をあたってもなかったため、今回のために新たに創作されたそうで、つまり、この日のコンサートでの演奏は世界初披露?のものだそうです。

2007年は日野市出身のテノール歌手村上敏明さんを迎えて、やはり公募参加の市民のみなさん260名余りと一緒に「第九」を歌い上げています。
さて、2009年は?時節がら、厳しいものも考えられますが、そんな時こそ、藝術に触れ合いたいものです。