「第15回たきび祭」中止のお知らせ

暖かなたき火
公園には旭が丘商工連合会が建てた「たき火」の詞碑があります
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で、日野市内で開催されるほとんどのイベントが中止される中、今年で15回の節目となるはずだった「たきび祭」も中止、その連絡が届きました。
童謡「たきび」の作詞者として知られる巽 聖歌は、現在の日野市旭ヶ丘に住居を構え、亡くなるまで過ごしました。
最寄りのJR豊田駅発車合図は「たきび」。
市内の小中学校の校歌も聖歌の作詞によるものがあります。
旭ヶ丘商工連合会では、毎年12月、落ち葉の季節に「たきび祭」を開催し、この巽 聖歌を讃えると共に地元へ伝えてきました。
地元の小学生や中学生による合唱や踊り、吹奏楽も披露され、笑いと拍手が絶えない祭会場。
巽 聖歌の資料を多く所蔵している郷土資料館日野市郷土資料館による展示、この祭をきっかけにして、巽 聖歌の故郷である、岩手県紫波町と日野市は姉妹都市の関係を結ぶことができました。

暖かなたき火
会場の旭ヶ丘中央公園  巽 聖歌が過ごしたころ、旭が丘の地名はまだなく、一面に畑が広がっていました