日野の一月は結構いろいろあって

もう、一月も半ばも過ぎ、正月気分はもはや無く、大半のみなさんにとっては通常モードの暮らし向きとなっているはずです。

でも、です。

日野宮神社元旦祭

元旦を迎える深夜には、除夜の鐘に送られて各地の昔からの鎮守さまで元旦祭、それがまず一年の始まり。
夜明けの時には「初日の出」。

浅川新井橋

日野は高台と広い河川敷があり、見渡しが効くことからを色々な場所から、「初日の出」を簡単に拝められます。
ついでに言うと、振り返れば日の出に染まる赤富士山も。

JR中央線日野駅で乗降客をお出迎え

日が昇れば高幡不動尊は参拝長蛇の人。
日野八坂神社の朝からは、日野囃子保存会のお囃子が半日かけて、甲州街道日野宿を初巡り。

落川の真照寺
日野宮神社

松の内、浅川にそって期間限定7日かぎりの「日野七福神巡りご開帳」でそぞろ歩く参拝の人たち。
その次には昔から続く小正月の風習「どんど焼き」が、8日を皮切りに土日に3週続きで日野の地域14ヶ所、19日に3カ所で行われてやっとお終いです。

この半世紀で田園地帯から「街」へ景色が一変した豊田地区のどんど焼き。

それとは直接には関係はないのですが、同時期には日野市内では場所を変えながら、地球規模の天体ショー「ダイヤモンド富士」が見られるので、当該の場所には毎日マニアが集結、たとえ、雲に遮られていても、いちるの望みをかけて、カメラを向けている姿が見られます。

浅川土手

そうしているうちに一月も終わりが近づき高幡不動尊での28日の初不動、1月31日には2月2日の節分会で撒かれる「豆煎り式」です。

立春までのほぼ一年の12分の1、日野の年明けの一ヶ月間はこんな風に結構慌ただしく過ぎていきます。