夏季限定!渡しでめぐる水の道 高幡不動から豊田駅へ
夏、8月31日まで浅川には、「駒形の渡し」が開かれ、風物詩となっています。
高幡不動からこの渡しを利用し、浅川、豊田用水、そして、湧水が涼しい黒川清流公園を訪ねます。
コース | 京王線・多摩モノレール高幡不動駅~高幡不動尊~獨地蔵尊~文永の板碑~八坂神社~浅川~駒形の渡し~日枝神社・延命寺~堀之内緑道~レンガ橋~善生寺~黒川清流公園~清水谷公園~豊田駅 |
高幡不動駅
京王線高幡不動駅は只今、駅ビル工事の真最中です。完成すると多摩モノレール高幡不動駅との間がショッピングモールでつながる予定です。
高幡不動尊
夏の時期、暑さのせいでしょうか、訪れる人もいつもと比べ少なくなる高幡不動尊には蝉の声が響きわたっています。
獨地蔵尊
高幡不動尊の塀に沿って歩き、途中で右方面へ折れて進みます。この道は旧稲城往還、または高幡道といわれています。小さな金剛寺旧跡公園を過ぎると獨地蔵尊があるのに気が付きます。獨地蔵尊は正徳2年(1711)建立された地蔵尊です。
文永の板碑
「文永八年辛未中冬日」と刻まれた、日野市内では最古の板碑が梨畑の中に立っていました。現在は高幡不動尊境内に移設され、保存されています。
※私有地のため見学はできません。
八坂神社
板碑の場所から、緩い下り坂となり、右に折れて北野街道の下をくぐると正面に八坂神社が見えてきます。
浅 川
京王線の踏切を渡り、正面、浅川の土手に上がります。
駒形の渡し
駒形の渡し舟は平成11年を最後に廃止されました。ご了承下さい。
対岸の市民プールへの便宜を図るため、プールの営業中運行されています。料金は無料、誰でも利用できます。
※悪天候や増水などで運行中止となる場合があります。ご注意下さい。この場合は一番橋をご利用ください。
問合せ先:042-583-5440 日野市民プール
日枝神社・延命寺
市民プール隣に見えるこんもりした森に日枝神社と延命寺があります。
堀之内緑道
市民プール入口周辺には農家の産直販売所やトマトの販売所があります。
堀之内研修所あたりには、田んぼが広がっています。ここは、春にはレンゲ畑となります。
堀之内緑道は豊田用水に沿って歩く道です。ここからは用水を見ながら進みます。
レンガ橋
用水の流れを良く見ると小魚が群れていたり、思いがけずの大きさの鯉が泳いでいたり、しばらくすると小さなレンガでできた丸橋が架けられています。
善生寺
陸橋の下をくぐると右へ善生寺脇を台地へと上がる細い小道があります。見上げると大仏が。大仏の裏手から境内へと入り、お参りすることができます。正面入口から善生寺を訪れた後、境内から大仏まで行くこともできます。
黒川清流公園
善生寺上の地名は「吹上」と呼ばれています。中央線の踏切りの向こうに見える緑の帯が黒川清流公園のある場所です。「吹上」は浅川が造った河岸段丘の2段目となり、3段目となる台地へと続く崖から流れ出している湧水を集めて流れているのが黒川です。
清水谷公園
黒川清流公園から豊田駅までは緑地保全地区になっている段丘の下に沿って向います。途中にはやはり、泉が湧きだしている場所や池もあります。
豊田駅
豊田駅は段丘に造られている駅です。北口は段丘の上、ホームと南口は段丘の下となります。昭和30年代多摩平団地ができたことにより段丘上の北側に中心が移りました。それまでは改札口は南にしかありませんでした。団地入居に合わせて、当時は伊勢丹、丸井、高島屋といった店鋪も店を構えていました。