黒川清流公園
日野にはわき水が100箇所以上あるといいます。その中でも横綱は黒川清流公園。黒川の呼び名で親しまれています。
夏は小さい子どもに大人気。雑木林の木陰は涼しく、天然の水遊びを満喫できるのです。噂を聞き付けて他の街からもやってくるとか...。
現在、道路わきを流れる水は本来の黒川ではありません。
黒川は浅川の河岸段丘の縁から流れ出したわき水が集まった川でした。黒川清流公園あたりから中央線にかけては湿地状態で目に付いたのは釣り堀だけ、ホタルも乱舞していました。近年では地主の方々がワサビ田を作り、訪れる人の目を引いています。
住宅地化にともなって道路下の暗渠になってしまい、今では下流域にわずかに川としての姿を見ることができるのみなのです。
川がなくなってもわき水は流れ出続けます。これを人工の水路に流し、親水化したのが黒川清流公園。始めしらじらしかった水路も年月を経てしっとりと馴染んでいます。
しばらく姿を消していたサワガニも簡単にみつけられるようになりました。流れを覗き込んでみると、清流に住むクロカワムシの姿も見かけました。