八幡神社(平山)
かつて同社は若宮八幡または正八幡と呼ばれ、文治年間(1185~1190)平山を領した平山季重が、鎌倉の鶴岡八幡宮を勧請して郷中の鎮守としたとの言い伝えがあります。
場 所 | 日野市西平山1-23-1 |
交 通 | 平山城址公園駅下車徒歩15分 |
祭 神 | 誉田別命(ほんだわけのみこと) |
例大祭 | 9月第1土曜・日曜日 |
八幡八雲神社−八王子市元横山町 |
また、天正18年(1590)、徳川家康が関東へ入国し、領国を巡視した時、この八幡神社の由来を聞き、「軍配団扇」を寄進したとも伝えられています。現在この「軍配団扇」はこれを納めていたと思われる「袱紗(ふくさ)」、それに「至道無難墨蹟(ぼくせき)」と共に同社の社宝となっています。
その価値から「八幡神社社宝(一括3点)」として日野市指定有形文化財に指定されており、その指定の際、いずれも400年の月日を経ていたため損傷が激しかったものを、修理復元され古来の姿を取り戻しています。
毎年、9月の祭礼時には一般公開されています。