若宮神社(明神さま)

慶安5年(1652)、豊田村の領主であった旗本大久保勘三郎忠良が創立し、江戸時代には隣接する善生寺が別当を務めていました。

若宮神社
場 所日野市東豊田2-32-5
電 話042-584-4656
交 通京王線南平駅下車徒歩15分、JR中央線豊田駅下車徒歩10分
祭 神仁徳天皇(にんとくてんのう)
猿田彦命(さるたひこのみこと)
大山咋命(おおやまくいのみこと)
応神天皇(おうじんてんのう)
菅原道真公(すがわらみちざねこう)
例大祭9月9日に近い日曜日
宮 司井上 学

本殿に安置されている御神像は束帯姿の石の座像です。

参集殿の前には寛政9年(1797)に奉納された狛犬があります。この神社は古来より子供の守り神と崇められています。

初詣には参拝客を迎える篝火や甘酒が振舞われ、豊田商店会、豊田若宮神興会の人達の協力で、毎年賑やかに行われています。

祭礼時の宵宮には近在の大勢の子供達が集まり、専用の土俵で奉納子供相撲大会が開かれています。

本宮には神輿渡御などが行われ、神楽殿では2日間お囃子を奏しお新楽を舞います。また、夕刻には和太鼓の演技があり、夜には盆踊り大会(宵宮)、カラオケ大会(本宮)などがあり、祭礼の2日間終日賑わいます。

祭の日、賑わう境内
祭の日、賑わう境内
黒板塀にそって神輿が進みます
黒板塀にそって神輿が進みます

昭和59年(1984)に神楽殿ができたことにより、日野磯子会が発足し、祭典期間中、嚇子を奏し、神楽を舞っています。

境内には、相撲の土俵があり、祭りに合わせて子供相撲の奉納も行われています。