「平山遺跡発掘調査現場説明会」開催
八王子市街地を迂回し、中央高速国立インターチェンジから圏央道高尾南インターチェンジを結ぶ「甲州街道バイパス」の建設に伴った区画整理事業が沿線各所で行われている日野市。
のどかだった田園時代を彷彿させてくれていた風景も加速度的に変わりつつあります。
その区画整理事業過程で行われる遺跡調査では、これまで知られていなかった「想定外」の結果も得られています。
西平山土地区画整理事業では平安時代のものと考えられる大型の掘立柱建物跡が見つかりました。
東西約12メートル×南北21メートル、4間×7間の構造で、建物の四面に庇が作られた格式の高い建物と考えられる古代の大型掘立柱建物跡!
都下最大級の四面庇建物でこれだけのものは、古代武蔵国の政治的中心であった現在の府中市で発見されている国府正殿以外にありません。
今回、発見された建物の性格や時期については、なお今後の調査課題ですが、現場で建物の大きさを体感する貴重な機会です。
周辺の地形、景色と合わせ、当時の様子を思い浮かべてみてはいかがでしょうか。
お見逃しなく。
平山遺跡発掘調査現場説明会
開催日 | 平成26年12月20日(土)※朝から雨の場合、21日(日曜)の同時刻に順延 |
集合場所 | JR東日本・豊田車両センター(車両基地)西隣 西平山3丁目地内 ※JR豊田駅から徒歩約25分 JR豊田駅からの道順 ※京王線平山城址公園駅、長沼駅から徒歩約20分 京王線長沼駅からの道順 ※JR豊田北口駅、または京王線平山城址公園駅からミニバス平山循環路線、武蔵台児童遊園バス停下車徒歩約4分 ミニバス平山循環路線案内 |
集合時間 | 第一回目 13:00~ 第二回目 14:00〜 第三回目 15:00〜 |
注意事項 | 小雨決行、雨天中止 駐車場がありません。お車での来場はご遠慮下さい。(徒歩でご参集ください) 見学会資料は、集合場所にて配布します。 |