「ひの新選組まつり」とは

 「ひの新選組まつり」は平成10年(1998)、市制35周年と土方歳三没後130周年を記念して、日野市のまちおこしの一環として始められたものです。
このまつりの原点は、それよりも10年前に行われた「ふるさと日野まつり」にあります。

「ひの新選組まつり」1989年伸びゆく日野写真コンクール
©原田恵一" />
昭和63年に行われたふるさと日野まつり
©原田恵一

「ひの新選組まつり」2001年伸びゆく日野写真コンクール
©双葉武夫" />
第1回ひの新選組まつり
©双葉武夫

「ひの新選組まつり」
第8回「ひの新選組まつり」の様子

 「ふるさと日野まつり」は昭和63年(1989)、土方歳三の菩提寺でもあり、位牌が安置されている高幡不動大日堂の改修が完成し、それを祝う落慶法要のひとつとして有志によって行われました。
 それから10年後、「ひの新選組まつり」と名称を変え、「日野のまつり」として歴史を刻んでいます。
 平成12年(2000)までは秋に行われる「日野市産業まつり」と共に行われていましたが、現在では、5月11日の土方歳三の命日に合わせて、毎年5月の第2土曜・日曜日に行われてます。
 400人もの「隊士」が参加し、当時の衣装に身を包み市内各所を練り歩く「新選組隊士パレード」には全国各地から参加者が集まっています。
 平成17年は大河ドラマ「新選組!!」で土方歳三を演じた山本耕史さんを迎え、これまでにない盛り上がりを見せました。
 このまつりはまだ、歴史は浅いものの、日野市と市民、市内の団体、企業が協働して「わがまち日野」のまつりとして誇れるようにと、努力をしています。

 

「ひの新選組まつり」を楽しむ方法

2日間にわたって開かれる「ひの新選組まつり」。「新選組パレード」以外にも楽しみがたくさんです。

「ひの新選組まつり」
全国ゆかりの地からも参加されます

「ひの新選組まつり」
隊士コンテスト

「ひの新選組まつり」
フリーマーケット

「ひの新選組まつり」
メイン会場

「ひの新選組まつり」
天然理心流の演武

「ひの新選組まつり」土方歳三が昼寝をしたといわれる
部屋で寝ころぶこともできます" />
日野宿本陣

 もちろん、参加して楽しむ方法がひとつ。全国から参加者が集まりまつりを楽しみます。初日には「新選組パレード」参加者による隊士コンテストがメイン会場で開かれます。
 メイン会場となる日野中央公園には2日間ともに出店が並び、フリーマーケットも開かれ、ストリートパファーマンスなどの催しものも行われます。
 「新選組パレード」は高幡不動尊を朝出発。ここでは「エイエイオー!」のかけ声と共にの出陣式。市内の複数のコースを練り歩き、どの場所でもご覧になれます。
総勢400名のパレードが新緑に包まれ進みます。戦いの様子を再現するパフォーマンスも迫力満点。当時を再現した衣装にも注目です。 
 「ひの新選組まつり」だけでは、と思われる方。日野には日野宿本陣など新選組関係の史跡や資料館が多くあります。この機会に訪れてみてはいかがでしょうか。

 

 これらゆかりの地をめぐるウォーキングコースも用意されています。温んだ川のほとり、深まる緑、高い空の下、歴史を感じられる一日を過ごされてはいかがでしょうか。
 多摩動物公園、百草園などのお馴染みの場所も日野市内。楽しさ欲張れます。