一年を通じて、体験してます
もう、今週末には稲刈りが始まりそうな日野の田んぼ。一面見渡す限り田んぼだったのは昔のこと。
ここ堀之内地区に残ったまとまった田んぼの脇には国道のバイパスが通り、また、新しい道も計画されており、いつまでこの風景が見られるでしょうか。
この季節限定の黄金色の散歩道を歩いていると、中学生らしき姿が固まってなにかをしている模様。
尋ねてみると、日野市立第2中学校の生徒さんたち。
ここ堀之内地区の農家9軒に分かれて、一年を通して、直接農業体験をしている、その秋の一日だということ。
日野市の学校給食には市内で穫れた野菜などが使用されています。ここ堀之内地区の農家の方々もこの取り組みに参加されています。
生徒たちが今日お世話になっているのも、この方々で、普段食べている作物が育ち収穫される現場を身を持って知ることが目的。
あるグループは、刈り取られた稲のはざ掛け。その向うの畑では、ほうれん草の種まきをする生徒さんたち。
同行されていた先生のお話では、学校でも農家の方々を招いて、給食の試食をしていただくなどして触れ合う機会も設けておられるそうです。