日野の自慢です。ひまわり号
日野市が全国に自慢できることのひとつにひまわり号があります
ひまわり号って?
それは移動図書館。
マイクロバスぐらいの大きさで積み荷は図書。
毎日、市内各地の公園、駐車場・保育園・学童クラブ等を巡回訪問しています。
小さなこどもには、びっくり箱。なんてたって、ブーッとやって来た車の横をおじさんたちがガバッと口を開けると本がぎっしり。
後ろからよいしょと階段を上がるとそこにも本がびっしり。
大人にはちょうどいい高さかもしれないけれど、小さな眼から仰ぎ見れば、まるで空からドーンと覆いかぶさる本の車です。
ここが日野では図書館を楽しむための入口。
自分の名前のカードを作ってもらい、好きな本を借りて、家に帰る時には今度の時のことを考えるとわくわくです。みんなこれで本が好きになりました。
そんなひまわり号はもう10台目。1965(昭和40)年9月21日から走りはじめたのですから、今年でもう42歳になりました。
音楽も変わりなく、日野で暮らした人ならば来訪を告げる「ぼくのおじさん 」のメロディーを聞くと条件反射でひまわり号が来たな、となぜかほっとしてしまいます。
移動図書館ひまわり号も仲間がたくさん増えました。
日本中にいっぱいです。
東京三鷹市、神奈川県座間市、北海道室蘭市、兵庫県明石市、熊本県熊本市、静岡県牧ノ原市、千葉県君津市、大阪府堺市、貝塚市、熊取町、栃木県佐野市、野木町、岐阜県可児市、などなど。
同じひまわり号の名前で元気に走り回っています。