大雪、記録ラッシュ
先週、「東京は45年ぶりという大雪」。
今週も雪の予報。
「先週ほどの雪にはならないでしょう」、と天気予報が言うところを「予報は予報だから」と思いつつ、それでものんびりと降る雪を眺めていた人は多いはず。
「夜半から雨に変わり・・」、変わるはずがますます勢いを増し、頼みの雨は夜明けごろから、これがしっかりとしみ込み、明るくなって見ればずっしりと重くなった雪に覆われていました。
昼前まで降り続いた雨のおかげで、雪かきもままならず、止んでみればお隣八王子の観測では60㎝。
日野も大人の膝、吹きだまりではそれ以上に埋め尽くされました。
米寿を迎えるというお年寄りによれば「生まれて初めての経験」だそうで、記録されている120年間で一番だったそうです。
日野を通過している東京と甲州、信州を結ぶ中央道は3日にわたって通行止め。
陸橋から眺めると、少し異様な光景。
上下線が静まりかえるのは、20年前、あの麻原彰晃が上九一色村から東京へ移送された時以来ではないでしょうか。
日野宿本陣の建物ができたのは約150年前、もしかしたら、本陣もこんなに雪に出会ったのは初めてだったかもしれません。
雪を降らせたのも同じ低気圧ですが、台風一過ならぬ大雪一過、翌日は空碧く晴天。
一面の銀世界はほんの一瞬。
雪かきと気温の上昇は木々に積もっていた雪を溶かし、雪国ばりの景色は望めませんでしたが、高台に上がればご覧の通り。
「いつもの雪」位では見られない日野が見られました。