水温むとはいうものの

桜も八重桜が満開です。
このところ5月の陽気の日が訪れ、夏日ということも。
ポカポカしだすと、水辺に人が集まり出します。

水温むとはいうものの
多摩川の河川敷

水温むとはいうものの
落川の浅川
水温むとはいうものの
程久保川沿いの桜並木では、猫のカップルがお花見

多摩川の河川敷には、本流から離れた場所から、伏流水がしみ出している所があります。
もちろん、大水ともなれば、そこも川となるのですが、普段は砂利の間を抜けてきた水がたまり、冬場は稚魚たちの格好のすみかとなっています。
暖かくなると、泥や石の間に潜んでいた沼エビやザリガニたちがはい出してきます。
それと、呼応するように子どもたちも網を持って参上してくるのですからよくしたものです。
ちょっと迷惑そうなのは、それまで独壇場で狩りをしていたカワセミや青サギたち。
いつもは近くで声がするキジもどこかに行ってしまっています。
人間練れ?している鴨だけはゆうゆうとエサ探しやひなたぼっこをしていますが。
浅川では早くも水遊びに興じている子どもたちも現われました。
付き添いのおじいさんも上半身を脱ぎ、「寒くはないですか?」と尋ねると、「水の中は以外と暖かいよ」。
水中眼鏡持参でしたから、きっと、はなから泳ぐつもりの川遊びだったのでしょう。
水温むというものの、さすがと言っていいのか、とても真似はできません。