ゆっくりと変わる丘
平山の七生丘陵。
丘の木々はすっかり葉が落ち、落ち葉に埋められた地面には陽が差すようになりました。
ここが新しく平山城址公園に加わります
ゆっくりと変わる丘" title="正面の丘全体が公園になります
湧き水も流れ出しています
多摩テックは高い塀で覆われています
寺沢の谷戸田へ抜ける道
昨年、一昨年と冬の時期に行われて来た、都立平山城祉公園の拡張工事が今週から始りました。
3カ年計画の今年がいよいよ最期の工事。
たぶん春前には終了するものの、開園は例年にならえば、6月初めになるのではないでしょうか。
拡張される範囲は、多摩テックの敷地に隣接する尾根部分から、南斜面の一帯。
計画図によると、一番低いところに、入口らしきものがあるので、その通りになると、八王子市堀之内の寺沢へ抜けられそうです。
2㎞ほど行くと京王相模原線の京王堀之内駅。
寺沢は、多摩ニュータウン建設時には、酪農地区として指定された地域です。
谷戸田がまだ残り、ニュータウンの住民も参加した米作りも行われています。
変わったところでは湧き水を利用したヘラブナ釣りの釣り堀も営業しています。
昔からの道も残り、それに沿って牧場もあり、のどかなことはのどかなのですが、ここ3年ばかりの間に宅地開発も進み様相が変わりつつもあります。
開園された暁には、京王堀之内駅と平山城祉公園駅を結ぶ新たな散策コースになりそうです。
散策路にも面することになる多摩テックは、昨年の秋に閉園し、アトラクションの大半は取り外され、今は高い塀に覆われています。
敷地の中は今や見ることはできませんが、そこには明治大学の(仮)スポーツパークが建設される予定となっており、丘陵の緑を活かした施設が出現するとのことです。
後、数年でしょうか。
尾根の散策路は、新しい景観の中を歩くコースに生まれ変わることになります。