2006 初詣、さまざま

2006年も無事明けました。年末の晴天続きが、年明けを待っていたように、曇り空。昨年の正月は、大晦日から雪に見舞われたことに比べれば、まだましというものの、残念ながら初日の出も拝めずじまいでした。初詣


 日野で多くの初詣客があるのは高幡不動尊。

 多摩一円を中心に京王線、多摩モノレールの便が良いこともあって、正月三ヶ日には、毎年20〜30万人の参拝者が訪れています。
 元旦零時前から、山門前を通る川崎街道には駐車を待つ車の渋滞が起き、人出も昼間と見間違うほどです。
 訪ねてみた正月3日は、今年初めての晴天に恵まれたせいもあってか、高幡不動駅から続く人の波は途切れることなく、不動堂前は参拝を待つ人で埋めつくされていました。
 境内には、たくさんの露天が店を並べ、そこもまた、すれ違うのも難しいほどの混雑。その中高幡不動の縁起物「ほのほうちわ」が揺れています。
 賑やかな初詣、正月らしいと言えば、そうなのですが、もっとゆっくり初詣をしたいという方も多いはずです。
 そこで、足元をゆっくりと見回してみると、地元氏子の方々が年が変わるのを期に、夜を徹して「元旦祭」をしっかりと行っている神社もあります。
 参道に明かりを灯し、ひっそりと初詣客を迎えている神社。新年とともに、初太鼓を奉納する神社。夜通し、焚き火で参拝者を暖めてくれる神社。神主が参拝者一人一人にお祓いをしてくれる神社・・・等々。
 と、それぞれにそれぞれの顔があり、味があり、時の流れも感じられ、しっとりとそしてゆったりと新年を迎えることもできます。来年はいかがですか?初詣新年と共に初詣参拝者が列を作ります
地元商店会、神輿愛好会の協力の賜物です" />初詣夜通し神主さんがお祓いをしてくれます" />
初詣初詣大きな焚き火が杜を照らします" />初詣初太鼓も奉納されます" />初詣かがり火が焚かれ甘酒が振る舞われます" />初詣深閑とした杜に足音だけが響きます" />