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新装不動堂、菊まつりは秋の序章

5月の新選組まつりを終えた高幡不動尊の不動堂は、屋根までスッポリと工事用の覆いがされ、その下では大屋根の修繕が行われていました。


 




高幡不動尊菊まつりが始った10月28日に合わせるようにして、その覆いが一日ごとに外され、今月になって、それまでの緑青だった大屋根とうって変わった、銅板の輝きを見せてくれました。


ただ、本当に光っていたのは、まだ覆いを外していた直後の時だけ、日毎に渋い銅色に変化していったのには驚かされました。

寺院などの屋根を銅葺きにするのは、いずれ酸化し、緑青が知られているように毒気があるため、それを嫌って建物に虫が付きにくいからだといいます。

昨年の同じころ、東日本大震災で折れた五重塔の法輪が金色に輝く姿で再建された時の衝撃に比べると、地味な変わり用ですが、それでも何か華やかな感じに見えるのは、今、境内を埋め尽くしている菊のせいばかりではなく、明るさを取り戻した屋根にも原因がありそうです。

聞けば、今年の菊は順調。

早くもなく遅くもなく、こちらも日毎に花の勢いと数を重ねています。

丁度、この菊まつり期間は七五三。

先週の土曜、日曜は晴れたとあってたくさんの晴れ着姿が、菊と彩りを競い合っていました。

菊はこれから終盤に向かってさらに見ごろを迎えていきます。

そして、菊まつりが終わる18日からは、もみじまつり。

すでに大日堂前からは紅葉したもみじに透ける五重塔を見上げる状態になっています。

この先、2週間もすれば、今はまだ緑一色に見える山内の趣きは一変するはずです。

23.24日は萬灯会と参道を灯ろうで埋め尽くすたかはたもみじ灯路。

萬灯会では夜もライトアップされたもみじが蝋燭の光に照らされる五重塔と朱色を重ねます。

さらに散り際、一層艶やかな色合いに包まれる境内。

一雨、一風で舞い積もったもみじの絨毯に感嘆するのがいつものフィナーレ。

と同時にそれは、正月へ向けてのスタート合図。

お不動様の暦は一気に加速し始めます。

 
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