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三沢に響く

8月の中旬から、9月にかけての一ヶ月間、日野は各地でお祭りです。

各地というよりは、各地区、もっと言えば、各村。


 




来年市制50周年を迎える日野市ですが、歴史を振り返れば、それは一瞬のこと。

江戸時代の村が明治になって合併を繰り返し、50年前に日野市になったということ。

その村々も集落としてはさらに、さかのぼることができ、戦国はおろか平安、そのまた前の時代に名を記す場所もあります。

その結びつきの中心となっているのが、鎮守様とお寺さん。

近代的な行政機構よりも、もっと身近に機能する縁故縁戚地縁利害関係が根深く絡み合い、組織されている生活の場の中心です。

良くも悪くも、仲が良くても悪くても、その「生きる場」を確認するのが鎮守のお祭りです。

高幡不動と百草の間にある三沢もそんな場所です。

三沢の鎮守様は「三沢八幡神社」。

元々は、もっと高幡よりの山の中腹、三沢の地、どころか近隣を一望できる高台に祀られていましたが、神社の改築を機会に、山裾の現在の地へと遍座されています。

その三沢八幡神社の神輿巡行に、昨年から新しい歴史が始まりました。

お神輿は神社を出立した後、地区の決まった家で、「ご接待」を受けます。

担ぎ手を労い、お神輿に乗った祭神に礼を払うのです。

その最初のお宅で、といっても、お神輿が入り、数十人の陣容を収容できる広さがあるのですが、そこで昨年から特別に披露されているのが、和太鼓。

子供は美味しいものを見分けるように、本物に対しては、鋭く反応します。

太鼓を引いて一緒になって神輿の行列に加わってきた、子供たちも演奏が始るや、それこそ微動もせずに演奏に釘付けです。

たまたまこの場所の家人が知り合いだったからちょっと声を掛けてみたとか。

たまたまは時には素敵な偶然を運んでくれます。

お名前は高篠さん。

日野市にも縁が深く八王子で「和太鼓祭座」を主宰されています。

機会があればぜひ、聞いて、見て、感じて下さい。


 
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