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待ち遠しい「小島善太郎記念館」

梅が香る京王百草園から少し南、暖かい日差しを浴びる丘陵の中腹に、一人の洋画家がアトリエを構え、晩年を制作とともに過ごしました。

その人は昭和59年に91歳で亡くなった洋画家小島善太郎氏。


 


小島敦子さんならではの解説

アトリエに続く茶室

小島善太郎氏がいつも利用していた足袋

小島善太郎氏は百草以前は昭和7年(1932年)から40年間を八王子で過ごし、武蔵野の自然を多く描き、また、青梅市立美術館には併設で青梅市立小島善太郎美術館が設けられているなど、多摩地域とは特別に縁があります。

日本美術界の重鎮として活躍した洋画家のアトリエ、「百草画荘」が、居宅とともに日野市に寄贈されることになり、日野市では平成25年度の市制施行50周年記念事業とともに、所蔵している作品を制作されたアトリエで鑑賞できる「小島善太郎記念館」の開設準備が進められています。

この3月24日には、特別にそのアトリエが一般に公開されました。

130名もの応募者から抽選をくぐり抜けた30名が、作品がところ狭しと並ぶアトリエを訪れました。

アトリエに隣接して設けられた茶室のにじり口から、招かれたお客さまはひと時、善太郎氏が収集した「和」の世界を堪能。

そして、一度ふすまを開け放つと目に飛び込んできたのは、氏が創作に励んだアトリエに並べられた作品の数々。

この絶妙な演出はこの日作品の解説もなさった次女・小島敦子さんのアイデアということです。

天井が高いアトリエには作品の中に描かれた器もそのままにあり、何といっても実際の制作現場の緊張した中にも心良さがあるピンとした空気感にも触れながら、小島敦子さんの娘さんならではの、創作時のエピソードや善太郎氏の人柄を交えたお話は楽しく、アッという間に予定の時間が過ぎ去りました。。

小島敦子さんの作品解説はすでにDVDとなっており、日野市内図書館で貸し出しを行っています。

 
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