猛暑の盛夏
投稿:2010年8月17日
30°も気温があると、「30°だよ暑いね」、と言っていたのはとうの昔になりにけり、35°にならないと、本格的な夏を感じられなくなってしまった昨今です。
世界の天気予報を見てみても、日中35°以上が続き、しかも夜になっても温度が下がらないところなど、稀です。
日野も暑い、です。
いつもは参拝者が絶えない高幡不動尊。
境内に並ぶ露店も全て、夏祭りの巡業に出かけたのか、ひとつもなく、すっきりした境内は白い光に照らされた静寂に包まれています。
歓声が上がる市民プールへ通う、夏の風物詩、浅川「駒形の渡し」も涼しげの風流はとうに越し、船頭さんもお客さんも、太陽の下から早く逃れたい様子です。
川に遊びに来る人影も少なく、川面さえもキラキラというかギラギラ気味です。
いつもは夏まつりの神輿がすり抜けるころに咲き始める、稲の花も早々と終わり、稲穂がずっしりと膨らみ始めました。
不思議なもので、平山八幡神社の杜ではいつもと時期が変わらずキツネノカミソリの群落が花を付けてもいます。
でも、8月も残り半月、暑い暑いと言っているうちに、気が付くと、秋。
なんてことは、今のうちは考えられません。