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武蔵総社六社宮で天然理心流 ・ 奉納演武

1月24日、府中大國魂神社にて天然理心流の奉納演武が行われました。


宮川清蔵氏と井上雅雄氏による「表木刀五本」

 

天然理心流撥雲会のみなさん


初詣客もまだ多い大國魂神社

節分会まで参道も賑やかです

時は下って、約150年前、万延元年(1860)9月30日。

まだ、新選組として、歴史に名を残すことなど夢想だにしていなかった、近藤勇、土方歳三らはこの同じ境内で、奉額奉納の演武を披露しています。

さらに、翌年元治元年8月27日には近藤勇こと島崎勇が天然理心流宗家跡目を継ぐ、四代目襲名披露の野試合が行われています。

この野試合には多摩からは土方歳三、沖田総司、井上源三郎をはじめ、八王子千人同心であり源三郎の実兄、井上松五郎、日野宿寄場名主佐藤彦五郎、そして市ヶ谷試衛館の食客であった山南敬助、も参加しています。

当時は武蔵総社六社宮。

大國魂神社は明治4年に廃仏棄釈を受けるまでは、武蔵総社六社宮と称し、武蔵の国で中心的役割を果たしていた神社でした。

戦後まで、鬱蒼とした大木に囲まれ、昼とてなお薄暗い境内だったといいます。

深閑とした森に演武のかけ声が響いていたことでしょう。

それから、150年あまり、昨年148年ぶりに今もなお受け継がれている天然理心流門人たちにより奉納演武が行われたのに続き、今年も奉納されました。

近藤勇の生家、宮川家の子孫であり、現9代目宗家を継いでいる宮川清蔵氏、新選組六番隊組長・井上源三郎の子孫であり、井上源三郎資料館館長の井上雅雄氏、天然理心流撥雲会の荒川治会長ら門人のみなさんが、随神門内の神楽殿前で演武を披露。

一月下旬とはいえまだ初詣の参拝客が行き交う境内です。

時ならぬ、真剣も使った演武に眼を奪われていました。

宮川清蔵氏と井上雅雄氏が披露されたのは「表木刀五本」、日野宿の名主・佐藤彦五郎が書き残した内容をもとに再現した近藤勇へ継承された形と技を「形」で、披露されました。

 
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